最近界隈で絶大な人気を誇る「Among Us」
以前から友人とちょこちょこプレイしていたのだが、最近前職の方達ともプレイする機会があったので思ったことを書いてみる。
Among Usとは
Among Usは、4人からプレイできるシンプルな人狼ゲーム。宇宙をテーマとしており、「宇宙人狼」とも呼ばれている。
対応プラットフォームはPC(Steam)/Switch/iOS・Android
個人的にはPCでのプレイを推奨する。キーボード操作なのでキャラクター移動がやりやすいこと、後述するBotの導入が可能になるためだ。
プレイヤーはゲーム開始時にランダムにクルーメイト(村人)とインポスター(人狼)の役割を割り当てられる。これは他の人には通知されない。
クルーメイトは用意されているタスクをすべて終わらせるか、インポスターを全員追放すれば勝ち。
インポスターはタスクが終わる前にクルーメイトをKillしてインポスターと数を同じにするか、特定の妨害タスクを時間切れに追い込めば勝ちになる。
プレイヤーが死体を発見して通報したとき、あるいは緊急ボタンを押すことで緊急会議を始めることができる。 ここで誰が死体を発見したか、そのとき何をしていたかなどを話し合い、疑わしいプレイヤーに投票して追放していく。ちなみにスキップも可能だ。
コミュニケーションの必要性
Among Usに限らず人狼系ゲーム全般にいえるかもしれないが、都度会議が発生するため他のプレイヤーとうまくコミュニケーションをとる必要がある。
黙っていればインポスターとみなされてしまうので、自分の行動履歴を皆に明確に伝えなければならないし、さらに自分がインポスターだった場合、「○○さんと一緒にいましたよね?」と周りにシロっぽくみせる必要もある。つまり話し方のスキルも問われてくる。
また会議時間もデフォルトでは2分ちょっととなっており、あまりだらだらと話している余裕はない。 誰かがリードをとってうまい時間の使い方をしないと無駄話で終わってしまい、そのままスキップ…ということもある。
他の方達とプレイした時は、全員の最終位置を聞き込み、互いにシロ証明ができればそこは除外、じゃあ怪しい人は?と進行がスムーズだった。手慣れておる。
事故も起きる
このゲームは実際にキャラクターを操作するので、Killするタイミングや場所によっては偶然通りがかったクルーメイトに事件現場をみられてしまうこともある。
これが起きると自分の罪を認めるプレイヤーもいるが、粘り強いプレイヤーは通報したクルーメイトをセルフレポート(自分でKillして自分で通報すること)だと言い張り、互いに生死をかけた議論を始めることになる。
こうなると他のプレイヤーは二人のうちどっちが嘘をついているか?を判断しなければならないので、お互いの証言から見極める必要がある。
特にこの会議で一人インポスターを吊らないと負ける場合なんかは、自分の選択次第で勝敗が決まるのでプレッシャーがヤバイ。そして大抵間違った選択をしてやらかす。
まとめ
モバイルからでもできるAmong Usは気軽にやれてワイワイできるので、なかなか外に出ることに抵抗感があるこのご時世にはちょうどよいゲームだと思った。
前職のゲーム会にもお邪魔させてもらったが、普段あまり話さない方ともガッツリ話す機会にもなったのでコミュニケーション不足を感じているなら是非Among Usを勧めたい。
(Tips)AutoMuteUsの導入
Among Usの会議にはDiscordの使用が推奨されている。
会議の間はマイクをオン、それ以外はオフにするという運用を各プレイヤーが行うわけだが、手動ゆえ、時々マイクがオンになったままという事故(ミュート芸とも言われる)が起きる。
このようなトラブルを避けるため、Among Us向けの自動ミュートBotがOSSで公開されている。
Botを動かすには用意されているサーバーを使うか、セルフホストの2つの選択肢がある。
前者はサーバーが混んでいる時間にプレイをするとミュートが行われるまでにディレイが発生しやすくなるため、現状はセルフホストの方が良いと思う。
セルフホストもDockerを使う方法か、Windows環境であればDockerを使わずに実行ファイルを起動するだけで使えるのでそこまで難易度は高くない。
今のところ友人のDiscord鯖で運用しているが、ミュートする手間がなくなりなかなか快適なのでこれを使わずしてAmong Usができない体になってしまった。
プレイする際はついでに導入することもオススメしたい。